青年部会 視察研修勉強会報告

A班

金沢駅→①横安江町商店街→

古い町並みから道幅を拡張したあとがあり綺麗な佇まいになっていたが、写真からもわかるように道幅が商店街にとって大きな意味がある事を考えさせられた。また近くに神社、仏閣等があり、地場産業にも影響される部分が大きいので、仏具関係の店の件数が非常に多い金沢で特に多さを感じる商店街で何かに特化できるのならそれも独自の商業地帯としての特徴である。

②武蔵商店振興組合→

事前調査で交差点を起点にクローバーの葉をイメージした4つのブロックから構成される商店街でネーミングと構成には参考になるものがあった。
下はクローバーの中心部の写真

③尾張町商店街振興組合→

金沢で一番古さを感じる店舗が多く点在する商店街だ。昔からの家業をそのまま行う店舗もあり、現在でも堂々と営業を続けている情景に圧倒された。又この地域では画商、ギャラリーなどの業種が多くあり、金沢市内の商店街はエリアごとに住み分けができている。商店街の中で銀行を改装した町民文化館、辞められた眼鏡屋を改装した展示施設、歴史を感じる古本屋など異次元的な空間も多数あった。

④東茶屋町→

 

北陸新幹線の開通によるアクセスの進化を利用しインバウンドの取り込みに成功した商店街、外国人も若い層の日本人もうまく集客して特産品である金箔などを取り入れたソフトクリームなどは流行語にもなったインスタ映えを意識して伝統をうまく様変わりさせて現代にあった商売をしている。

⑤香林坊商店街振興組合→

観光客で成り立つ町の中で地元の人の買い物の商店街だが中にデパートなどビルが立ち、ファッションなど金沢の中で流行を発信する拠点としても機能している。まちを歩くと都市の大きさと役割、その中の町の果す役割、その中の商店街の役割等考えさせられた。

⑥片町商店振興組合→

飲食店が多く点在する地方都市の繁華街、昼と夜の使い分けができ、訪れるだけでなく、宿泊してまでも楽しめる地域になっている。

⑦竪町商店振興組合→

道路の舗装などから見ても非常に整備されていたが、ファッション関係の店が郊外型専門SCに客を奪われ空き店舗が多く見受けられる地域である。ブライダル系の店などが少しずつ増え新しい街の形ができる要素を含んでる。商店街としてのブランディングの難しさが出ているところである。

 

⑧新竪町商店街→

商店街の大きな看板を設置していて商店街の中をバスが通っているが、空き店舗もかなりあった。

鈴木大拙館→金沢21世紀美術館→ホテル

鈴木大拙館も金沢21世紀美術館も多くの外国人を中心に順番待ちをするくらいの賑わいを出している。ここにも北陸新幹線の開通が大きく影響していると地元の方からもお話を伺った。改めてインフラの大事さを感じた。